俳優堺雅人(37)仲間由紀恵(31)らが4日、都内で行われた映画「武士の家計簿」(森田芳光監督)の初日舞台あいさつに登壇した。

 借金返済のために、家業のそろばんで家族を支える物語。

 約600人の観客の前で、撮影以来、家族が勢ぞろいたことに堺は「久々に一家がそろって懐かしい」としみじみ語った。仲間は「温かな家族(共演者)に囲まれ、憧れの家族だなと思える現場でした」と振り返った。

 公開初日で“おめでたい”にちなんで、登壇者はタイ色をイメージした衣装を身に付けて登壇した。赤のポケットチーフを胸元に入れた堺は「なぜか、タイの色について伝言ゲームをやっていくうちに色がバラバラになっていった。タイ色が赤なのかオレンジなのか分からない」と登壇者それぞれの連想した色が異なっていたことを説明した。

 舞台あいさつ終了後、出演者が壇上から観客に「タイ型のエコカイロ」を投げ込み大ヒットを祈願した。その他、松坂慶子、中村雅俊、草笛光子ら8人が出席した。