米映画「彼が二度愛したS」(マーセル・ランンゲネッガー監督、11月公開)の予告編が、男女それぞれにターゲットをしぼったバージョン作られ、上映されることが分かった。男女別に予告編を作り分けることは、初めてだという。

 同作は、孤独で勤勉な会計士(ユアン・マクレガー)が、弁護士(ヒュー・ジャックマン)に出会い、秘密クラブに誘われるが、ミステリアスな美女(ミシェル・ウィリアムズ)と知り合ったことで、わなに落ちる-という内容。女性向け予告編は恋愛、男性向け予告編は男同士の駆け引きの部分をクローズアップした作りになっている。

 さらに、どの映画の前に上映するのかも違う。女性向けバージョンは、結婚や恋を描いた「SEX

 AND

 THE

 CITY」「ベガスの恋に勝つルール」など、男性バージョンは、ヒーローものの「ハンコック」「ダークナイト」と、明確に分けられた。23日から劇場で上映される。