特別賞ー森繁久弥
【受賞発表記事】
昭和から平成の芸能界を代表した国民的俳優で、11月10日に老衰で亡くなった森繁久弥さん(享年96)に特別賞が贈られる。映画やテレビドラマ、ミュージカル、歌、作詞作曲と幅広く活躍し、91年に大衆芸能の分野で初の文化勲章を受章するなどの功績が、高く評価された。次男の森繁健氏は「今度はまた、映画でご褒美をいただけると伺い、父も戸惑いながらもきっと喜んでいることと思います。私も家族として大変うれしく、感謝申し上げます」とコメントを寄せた。特別賞が設けられたのは、06年の今村昌平監督以来3年ぶり8人目。11月下旬には、鳩山内閣から初の国民栄誉賞が贈られる方針も固まり、各方面からの受賞が今後も続きそうだ。
[2009年12月4日 紙面から]
- 特別賞・選考経過
- 満場一致で森繁久弥さんへの贈呈が決まった。「芸能人として幅広い活動をされた。評価されるべきだ」(品田雄吉氏)「人間的に素晴らしく、後進を育てた」(神田紅氏)「50歳を過ぎてから舞台をやられて、ダンスや発声も習い始めた。もう勉強しなくてもいい年なのに」(福岡翼氏)。生きざまを絶賛する声が続いた。
日刊スポーツ映画大賞
「タイトル」監督 | 記事 | |
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作品賞&監督賞 | 「ディア・ドクター」 西川美和監督 |
受賞発表記事 |
授賞式記事 | ||
主演男優賞 | 笑福亭鶴瓶 「ディア・ドクター」 |
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主演女優賞 | 松たか子 「ヴィヨンの妻」 |
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助演男優賞 | 三浦友和 「沈まぬ太陽」 |
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助演女優賞 | 余貴美子 「ディア・ドクター」 |
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新人賞 | 岡田将生 「僕の初恋をキミに捧ぐ」「重力ピエロ」ほか |
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外国作品賞 | 「母なる証明」 ビターズ・エンド |
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石原裕次郎賞 | 「劔岳 点の記」 木村大作監督 |
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特別賞 | 森繁久弥 | 受賞発表記事 |
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ファン大賞 | 「ごくせん THE MOVIE」 「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」 |
授賞式記事 |
- 石原裕次郎賞・石原裕次郎新人賞とは
- 1987年(昭和62)に亡くなった、戦後を代表するスター石原裕次郎さんの遺志を引き継ぎ、日刊スポーツ映画大賞に併設。石原プロモーションが運営に全面協力している。その年に最もファンの支持を得て、スケールの大きな作品に贈られるのが石原裕次郎賞。裕次郎さんをほうふつとさせる将来性豊かな、映画デビュー5年以内の新人に贈られるのが、石原裕次郎新人賞(今回は該当者なし)。賞金は各300万円、100万円。
妻夫木聡「悪人」が主演男優賞
第23回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の授賞式が28日行われ、妻夫木聡が「悪人」で主演男優賞を獲得。
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