櫻坂46の三期生石森璃花(22)が、TBS系「ラヴィット!」(月~金曜午前8時)に月曜シーズンレギュラーとして出演している。自身の殻を破って自然体な魅力を発揮し、見るものの心をつかんでいる。ファン(Buddies)への熱い思いやグループ愛を胸に、さらなる飛躍を誓った。【玉利朱音】

TBS系「ラヴィット!ファミリー」の一員として活躍中の櫻坂46石森璃花。包み込むような優しい笑顔で気持ちいい朝を迎えられます(撮影・垰建太)
TBS系「ラヴィット!ファミリー」の一員として活躍中の櫻坂46石森璃花。包み込むような優しい笑顔で気持ちいい朝を迎えられます(撮影・垰建太)

■就任2カ月

石森がシーズンレギュラーに就任して約2カ月。自然体な雰囲気や共演者との和やかなやりとりで、朝からお茶の間に癒やしを届けている。「純粋に、皆さんと一緒に明るく楽しんでいます。なるべく構えすぎない、素の自分でいられるようにしています」とほほ笑んだ。

最初に番組出演を知らされたときは不安が大きかったという。「冠番組の『そこ曲がったら、櫻坂?』でも手応えをあまり感じられていなくて。バラエティーに対して自信がなかったんです」。昨年12月まで同レギュラーを務めた同期の中嶋優月(21)に、出演が決まったことを一番に伝えた。「どうしたらいいか相談したら、『構えすぎなくて大丈夫。そのままの璃花でいったらいいと思うよ』と言ってもらえました」。

アドバイスに背中を押され、臨んだ「ラヴィット!」の収録で新たな気づきを得た。「肩の力を抜いて、自分もテレビを見ているような感覚で収録に臨む方がいい反応ができるのかなと思いました。自分としてもその方がやりやすかったんです」と笑顔。「元々友達からはリアクションが大きいって言われていたんですけど、今まではあまり出せなくて。『ラヴィット!』を機に自分を作らずに、構えすぎずにいられるようになりました」と、殻を破った手応えを感じている。

ラヴィットポーズを決める櫻坂46石森璃花(撮影・垰建太)
ラヴィットポーズを決める櫻坂46石森璃花(撮影・垰建太)

■グループ愛

三期生は今年の1月で加入1周年を迎えた。「まだ半年くらいの感覚」と振り返り、「自分は成長できているのかと考えると、1年たったのにまだまだだなって思ってしまう部分があります」とストイックに語った。

欅坂46結成初期からのファンだったこともあり、“Buddies思い”の意識が強い。「ファン時代はアイドルがどういうことを考えているのか気になったり、自分の応援って届いてるのかなと思っちゃうこともありました。でも自分がアイドルになってみて、本当にファンの方々が好きだなと思うので、思いをなるべく伝えるようにしたいんです」。ブログやトーク(メッセージサービス)の配信も高頻度で、「私も購読していたので。マメなところもあると思うので、全然苦じゃないです」とほほ笑んだ。

今後の目標は「櫻坂46に貢献できるような人になること」。「パフォーマンスもそうですし、1人での活動もチャレンジしていきたい。何事にも挑戦していろんな方面で頑張って、櫻坂46をたくさんの方に知っていただきたいです」とグループ愛にあふれる。

■全国ツアー

3月からは全国ツアーがスタート。三期生は2度目の参加となり「見てくださった方をとりこにして、楽しんで帰っていただけるように頑張りたい!!」と意気込む。「今回はまた新しい演出だなと思います。絶対かっこよくなると確信しているので、ハッと驚いていただきたいです」と笑顔でアピールした。

これからも“ファンファースト”の思いを胸に、自然体な魅力で活躍の場を広げていく。

◆石森璃花(いしもり・りか)2002年(平14)1月13日、群馬県生まれ。22年に行われた櫻坂46の三期生オーディションに合格し、昨年1月加入。同3月にお披露目された。特技は料理とバスケットボール。159センチ。血液型B。