アニメ映画「プリキュアオールスターズ 春のカーニバル」(志水淳児監督、14日公開)完成披露試写会が9日、東京・新宿バルト9で行われた。

 テレビ朝日系で放送中の「Go! プリンセスプリキュア」(日曜午前8時半)から、キュアフローラこと春野はるか役の嶋村侑、キュアマーメイドこと海藤みなみ役の浅野真澄が登壇した。

 嶋村は冒頭に「みなさ~ん、ごきげんよう!」と客席にあいさつした。演じるはるからが口にするお決まりのあいさつだが、客席の子どもたちから「ごきげんよう!」と返ってくると「ごきげんよう! ありがとう!!」と喜んだ。浅野も続いて「皆さん、ごきげんよう!」と呼びかけると、慣れた子どもたちは、もっと大きな声で「ごきげんよう!」と返した。浅野は「ありがとうございます」と感謝した。

 3月9日=「サンキューの日」にちなんで「感謝を伝えたい人は?」と質問が飛んだ。嶋村は、プリキュアのパートナーを務める妖精パフを演じる東山奈央、アロマを演じる古城門志帆の名を挙げた。

 嶋村 かわいらしい妖精が出てくるんですけど、古城門と東山さんが映画の主題歌「イマココカラ」の踊りを練習したり、プリキュアのグッズも存分に楽しんでいて、(おもちゃの自動販売機)ガチャガチャを回して回して、止まらない。

 浅野 生活費をつぎ込んでいる(苦笑)

 嶋村 みんなで心配して「コッキー(古城門)落ち着いて!!」なんて言いながらやってる、そんな彼女たちのかわいい様子が、アフレコ現場のムードメーカーになって、元気を与えてくれる。2人に「ありがとう」と言いたいです。

 浅野 そうだね、まさに妖精のようです。

 アフレコ現場の温かい空気感が広がったように、客席の親子たちも笑みを浮かべていた。