米俳優ジョージ・クルーニー(54)が24日午後、羽田空港着のプライベート機で来日した。

 映画「トゥモローランド」(6月6日公開)のPRのためで、昨年9月に再婚した英国人弁護士のアマル夫人(37)を伴っての初来日。黒のジャケットにジーンズのラフな格好で、到着ロビーに集まった約400人のファンとの2ショット撮影やサインに応じた。到着するや、「ランチが食べたい」と空腹の様子で、「アマル夫人と何をしたいか」と問われると、「カラオケに行きたいね」と笑った。

 一方のアマル夫人は、寒色系のワンピースにサングラス姿。混乱を避けるように関係者と先に退出したが、「結婚おめでとうございます」という報道陣の問い掛けに「ありがとう」と幸せいっぱいの笑顔を振りまいていた。

 日本は映画のPRツアーの最終地点。クルーニーは9日のロサンゼルスに始まり、ロンドン、ロケ地だったスペイン・バレンシアと回り、中国・上海から直接、来日した。すべてアマル夫人を伴ってのツアーで、今回は来日経験がないアマル夫人の希望で、夫婦そろっての来日となった。「僕が『東京に行くんだよ』と言ったら、彼女は『1度も行ったことがないの。ぜひ見てみたい』って言ったんだ。彼女は特に東京を見るために行くよ」と話している。

 クルーニーは25日に都内で、映画のジャパンプレミアイベントに出席する。