俳優のジョニー・デップ(51)が、オーストラリアに愛犬を許可無しに入国させたことで10年間の禁固刑になる可能性があることが分かった。

 ジョニーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ5作目の『Pirates of the Caribbean:Dead Men Tell No Tales』(原題、2017年8月11日日本公開)の撮影のため、先月オーストラリアに2匹のヨークシャテリアをプライベートジェットに乗せてきたが、適切な書類や許可なしに入国したことでオーストラリアの農林水産省から50時間以内に犬をオーストラリアから出さなければ、安楽死させると警告されていた。その後、ジョニーは犬をカリフォルニアに帰国させている。

 しかし、この件は今も調査中とのこと。現地時間26日にオーストラリアの「The Sydney Morning Herald」紙はジョニーが許可なしに犬を連れて来たことで最大10年の禁固刑になるか、最大で34万ドル(約3230万円)の支払いを命じられることになると政府が認めたと伝えている。また、ジョニーが乗ってきたプライベートジェット機を操縦していたパイロットも2年間の禁固刑になる可能性があるそうだ。

 この件はかなりシリアスな問題として扱われており、ジョニーにはどのような処分が下るだろうか。【ハリウッドニュース編集部】