ＮＥＷＳが１４日、約１年半ぶりとなる全国ツアーの最終公演を東京ドームで行った。小山慶一郎（３１）が「集大成として見せられる」と話した通り、自信を持って臨んだ最終公演。メンバーは最初からテンション高めだった。オープニングで加藤シゲアキ（２７）は「東京ドーム、ただいま！」。手越祐也（２７）は「油断していると倒れちゃうぞ。デートを最高に楽しもう」と絶叫。投げキスを連発すると満員の約５万５０００人から歓声が上がった。

　アルバム「Ｗｈｉｔｅ」を引っ提げたツアー。小山は「曲順や演出はほぼセルフプロデュース」と明かしたが、話し合いを重ねて丁寧に作り上げた。増田貴久（２８）がソロ以外の衣装全９着のデザインを担当。「メンバーが良く見えるように意識しました」とこだわった衣装は、メンバーを華やかに引き立てた。終盤ではカラフルな風船４万個がステージを彩った。

　ツアーは３月２１日に開幕し、計２５万５０００人を動員。２年ぶりの東京ドーム公演は２日間で計１１万人を動員した。アンコールで２４日発売の新曲「チュムチュム」も披露。小山は「ツアーが終わってもシングルがスタートします。ＮＥＷＳの勢いは止まらない。下半期も注目してほしい」と力強くアピールしていた。