宝塚男役出身の女優遼河はるひ(39)が連続ドラマに初主演するフジテレビ系「癒し屋キリコの約束」(8月3日スタート、月~金曜午後1時25分)の制作発表が28日、都内で行われた。

 遼河は町の人々の悩みを解決する年齢不詳の喫茶店オーナー。店長を前田亜季(30)、仲間のバイク便ライダーをA.B.C-Z戸塚祥太(28)が演じる。

 2年前からアンジャッシュなどが所属するお笑いの老舗事務所、プロダクション人力舎に所属する遼河は、照れ笑いしながら話した。

 「この2年間、バラエティー一筋なのに、プロデューサーや監督は、何を血迷ったんでしょう(笑い)。連ドラ初主演で不安もありましたが、バラエティーでご一緒したことがある前田さんがいるので安心。甘えきっています」

 前田は「遼河さんには、バラエティーで緊張していたときにサポートしてもらいました。タンゴを踊るとか、めちゃぶりがあるんですが、遼河さんに任せれば、一発で出来てしまう。それを頼りに付いて行こうと思います」。戸塚は「おふたりが、ものすごい量のセリフをしゃべっているのに、僕の役は一歩引いて、あまり言葉を発しない。表情の芝居が多くて申し訳ない。後々、ドラマの中で返して行きたい」と話した。