252本の創作落語を生み出している上方落語協会会長、桂文枝(72)が3日、大阪・松原市役所で、同市歯科医師会の要請を受け、歯をテーマにした新作落語を作ると発表した。

 11月8日、松原市文化会館で、同医師会と同市共催で開く独演会でネタ下ろしする。「歯のネタというのはまだありませんが、高齢化社会ですので、病院ネタというのはウケる。ハハハと笑えるネタを作ってきます」。おやじギャグを交えた文枝は、照れくさかったのか「ダジャレですいません」と笑った。

 文枝自身、歯科医師会が目標と掲げる「80歳で20本」歯を残すことを意識。そのために「食後は毎回、歯磨きしていますが、磨き方も大事らしい。いろんな歯ブラシ使ってますけど、これからは定期健診に行って、歯磨きの仕方も勉強します」と話していた。