韓国俳優イ・ビョンホン(45)が30日、都内で行われた主演韓国映画「メモリーズ 追憶の剣」(来年1月23日公開)のジャパンプレミアに参加した。

 約1200人の観客席を通って舞台に上がり、「お久しぶりです」と笑顔。「皆さんに事故がないように、手を握らないようにしました」と明かすと、「キャ~」と黄色い声が響いた。

 2004年(平16)のNHK紅白歌合戦で共演して以来、ファンだという歌手坂本冬美(48)が登壇。ビョンホンに花束を渡した。「11年ぶりにお会いできた。この日を指折り待っていた。お声が大好きなんです」と感無量の様子だった。ビョンホンに「すてきな声とほめていただいたが、今日は風邪気味ですみません」と返されると、「その風邪にうつりたい。客席もそんな人ばっかりです」と笑いを誘った。

 イベント後の囲み取材では、ビョンホンに肩を抱き寄せてもらったことから「体の中にぬくもりが残っている。しばらく洗わない」と宣言。「幸せなお仕事だった。すべての運を使い果たした感じ。私は一生、お嫁に行きません。ビョン様一本」と力を込めた。