お笑いコンビのレイザーラモンが超大作SF映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(18日公開)の宣伝隊長に就任できるよう、一方的に訴えた。HG(39)とRG(41)は14日、大阪市のTOHOシネマズなんばで行われた、体感型3Dシアター「MX4D」のお披露目イベントに登場した。

 HGは「今度のスター・ウォーズには僕のネタが2つも入ってるんです」と熱弁。「“フォーッ!”スの覚“セイ!”」と、おなじみのネタを披露した。

 2005年の一発ギャグ「フォーッ!」でブレークして以来、これといった話題がない。「今年は『ファンタスティック・フォー』が公開されたのに、お声が掛からなかった。あれから10周年ですからね。フォーッ! だけでなく、2発目に『フィーッ』っていうのも用意してるんですが…」と話し、営業が増えることを期待した。

 RGもスター・ウォースにも並々ならぬ思い入れがあるそうだ。「中学の時から、チューバッカの物まねやってるんですよ」。HGに負けず、ハンソロ船長が出かけて、1人で寂しがっているという設定で「フルルルルル…」とこぼすネタを披露した。「デビュー以来、やっとこのギャグが脚光を浴びる時が来ました」という。

 RGはこの日はラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将からもらったジャージー姿で現れた。ツイッターで同主将のネタを始めたことをつぶやいたことを同主将が見て、雨上がり決死隊の宮迫を通じて、贈られてきたという。「宅配便で贈っていただいたんですが、僕、最初は家にいなくて。不在通知の送り主のとこに『リーチ・マイケル』と書いてあって、びっくりしました」とか。

 またMX4Dについても熱心にPRした。座席で振動、風、水しぶき、香りなど11種類の効果を体感できる機能を持つシステムだが、HGは「芸人やから大げさに言うと思われるかもしれませんが、めちゃめちゃ興奮しました。時にふくらはぎをピシピシたたかれて『どないなってるんや?』と。おかげで腹筋がバキバキに割れてしまって」。RGは、森山直太朗の「さくら(独唱)」に乗せ、異様に長い「MX4Dあるある」を歌ってみせた。