セレブキッズと言えど、お年頃になれば親がうっとうしくなるのは同じ。世間から見れば完璧に見える彼らの親を、恥ずかしいと感じるのは一体どんな時なのだろうか?

 まずセレブキッズたちが訴えるのは、親が着ている服装が恥ずかしいということ。人気俳優ジョニー・デップ(52)と、元パートナーのヴァネッサ・パラディ(43)の娘であるリリー・ローズ(16)は、52歳になった父親がいまだにロックンロール風の格好をしているのが気に食わないとか。また歌手のレニー・クラヴィッツ(51)を父にもつ女優のゾーイ・クラヴィッツ(27)も「昔はパパのファッションを恥ずかしく思っていたわ」とコメント。ただ現在は、勝手に洋服を盗んでしまうほど父親の服を気に入っているらしい。

 また思春期となれば、友達に親を見られるのは恥ずかしいもの。ましてや親がセレブリティとなれば、見られたくない願望はより一層強くなるようだ。元サッカー選手のデヴィッド・ベッカム(40)とヴィクトリア・ベッカム(41)の息子であるブルックリン・ベッカム(16)は、クラスメートに父親を見られないよう、学校まで送ってもらった際に車を公園の隅に止めておくよう要求。その要求に応えたデヴィッドだが、結局去り際に「愛してるよ!」と叫ばれてしまい、彼の計画は失敗に終わった。

 人前でキスをするのは止めてほしいと訴えるセレブキッズも少なくない。俳優のウィル・スミス(47)とジェイダ・ピンケット・スミス(44)の息子のジェイデン・スミス(17)は、「(両親が)愛情を与えてくれることには感謝するよ」と前置きしつつ、「でも誰かにキスするときは時と場所を選んでほしいね」と小言を言っていた。歌手のブリトニー・スピアーズ(34)の息子、ショーン(10)とジェイデン(9)も、彼女に人前でキスされるのが嫌なよう。母親のブリトニーは、「キスしようとすると止められるの」とコメント。

 お年頃なセレブキッズたちは、とにかく親に目立った行動をしてほしくないようだ。

【ハリウッドニュース編集部】