乃木坂46の妹分グループ、欅坂46のCM初起用が決まったことが7日、明らかになった。都内で行われたファッションレンタルサービス「mechakari」のCMタイアップ発表会にメンバーが出席し、ういういしい姿を見せた。この日から放送するCMに出演する。

 メンバー全21人のうち、原田葵を除く20人が制服姿で出席した。冒頭、1人ずつ緊張の面持ちであいさつした。スチルカメラを持ったカメラマンや記者は50人以上、テレビ局などのムービーカメラも6台が集まり、デビュー前にも関わらず、注目度の高さをうかがわせた。今泉佑唯(17)は「デビュー前の私たちの会見に、こんなにたくさんの方が集まっていただけるなんてありがたいです」と笑った。

 会見後の囲み取材では、会見の感想をリポーターに聞かれた最年長の渡辺梨加(20)が、緊張したのか、質問を振られても15秒沈黙するシーンもあった。消え入るような声で「たくさんの方が集まってくれてうれしいです」と答えると、会場の報道陣たちはどよめいた。リポーターからは「いつもそうなんですか」「怒っているんですか」と心配がられた。関係者によると普段から人見知りで、口数が少ないタイプだという。

 同サービスは、スマートフォンのアプリを使って、普段着を借りられるというもの。CMソングには、4月6日発売のデビューシングル「サイレントマジョリティー」が使用される。グループ最年少でセンターの平手友梨奈(14)は「お姉さんが乃木坂46さんなんですけど、私たちは私たちの個性を出していきたい。デビュー曲は、かっこいい系で、メッセージ性のある曲なので、ぜひ聞いていただきたいです」とアピールした。