トム・クルーズ(53)がついに、1986年の大ヒットアクション映画「トップガン」の続編「トップガン2(原題)」に、マーベリック役で復帰することが明らかになった。

 プロデューサーのジェリー・ブラックハイマー氏が米国時間の3月31日、米情報番組エンターテインメント・トゥナイトの取材に対し認めたもので、クルーズの復帰について聞かれると、「もちろんだよ!トム・クルーズなしでは“トップガン”は作れないよ」と答えたという。

 続編製作の噂は長年にわたり、渦巻いていたが、クルーズの復帰は明らかでなかった。しかし、今年1月、ブラックハイマー氏がクルーズとのツーショット写真をツイッターで公開。「先週末、旧友のトム・クルーズとニューオーリンズで会い、“トップガン2”について話し合い、いま戻ってきたばかりだ」とツイートしたことから、クルーズ復帰の可能性が高まった。

 アイスマン役を演じたヴァル・キルマー(56)も昨年11月、フェイスブックで、続編に復帰することを明かしているが、正式発表はなされていない。「トップガン」は総額3億5000万ドルを超える興行収益をあげる大ヒットとなり、1986年度の全米興行成績1位を記録した。アメリカ海軍戦闘機兵器学校のエリート戦闘機パイロットたちを描いた本編だが、続編にはドローンが登場し、戦闘機乗り時代の終焉が描かれるといわれている。(ニューヨーク=鹿目直子)