NHK定例放送総局長会見が20日、都内の同局で行われ、板野裕爾放送総局長が、熊本地震の放送体制について説明した。

 総合テレビの地震関連ニュースを14日午後9時34分から18日午前8時まで断続的にネットで同時配信を行い、500万のアクセスがあったという。また、ネット配信は、16日の午後1時過ぎから18日午前8時まで国内限定措置を外し、海外でもネットで情報を得られるようにしたという。

 一方、新年度から放送開始時間を午後7時30分から同10時に変えリニューアルした「クローズアップ現代+(プラス)」(月~木曜、午後10時)について「若い人がよく見ているデータがある」と紹介。働く現役世代のための時間変更だったとし「狙い通り」と語った。