日本のポップカルチャー発信を目的にしたイベント「横浜開港記念みなと祭 ヨコハマカワイイパーク J-Pop Culture Festival 2016」が3日、横浜市の山下公園などで開幕した。

 同イベントは今年で4回目。初日ではアイドルグループアップアップガールズ(仮)ら今、話題のアイドルたちと、コスプレイヤーら総勢約150人が集結し、同公園から同市伊勢佐木町6丁目までの約3・4キロを歩いて約1時間パレードした。

 沿道では市民ら約36万人が見物し、目の前を歩くアイドルらに声をかけたり、手を振るなどして楽しんでいた。

 昨年に続く2度目の参加となったアップアップガールズ(仮)の古川小夏(23)は「去年は何も持たずに来てしまって、私が側転をしたり、その場で歌を歌ったりするしかなかった。今回は11月の武道館ライブの告知横断幕とチラシを持ってきました」と話し、メンバーは交代しながら見物客にチラシを配り続けた。

 自己紹介やライブ情報などが書かれたチラシはメンバーの手作りで、用意した1000枚は全てなくなった。

 同グループは11月8日に悲願だった日本武道館でのライブを開催する。新井愛瞳(18)は「今日はファンの方だけでなく、地元の子供やおじいちゃん、おばあちゃんたちとも触れあえて楽しかった。武道館ライブの告知もできたと思うので、ぜひ来てほしい」と笑顔で話していた。

 同イベントは5日まで開催する。