ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(43)が、東京都知事選に出馬する意向を表明した自民党の小池百合子元防衛相(63)に事務所賃料をめぐる疑惑が浮上したことを受け、「これずっと続けて意味あるの?」と「政治とカネ」をめぐる疑惑追及に集中する報道と世論に疑問を示した。

 一部報道は、小池氏が代表を務める自民党支部の事務所の賃料が、相場よりも安いことから、差額が寄付に当たるのではないかという内容。小池氏は5日、国会内で緊急会見し、疑惑を否定した。しかし7日に発売される「週刊文春」では新たな政治資金疑惑が報じられる。

 政治資金の私的流用問題で辞任した舛添要一氏の後任を決める都知事選で、その立候補者に新たな疑惑が浮上。また舛添氏と同じことが繰り返されるとすれば、都政は停滞したままで山積した問題も放置されっぱなしになりかねない。

 堀江氏は舛添氏の疑惑の際も「都知事の能力とは関係ないところで感情論で揚げ足とってまた別の人にやらせるのもうやめにしなよ。。トータルで考えると完全に損だと思うんだけど」と主張していたが、今回も6日にツイッターで「まあ政治家はみんな舛添さんクラスの違法でない『疑惑』は大なり小なりあるでしょうよ。これまで追求されてなかっただけで」と私見を述べ、「で、結局どーしたいのよ皆。これずっと続けて意味あるの?」と疑問を投げかけた。