演歌歌手北島三郎(79)が8月11日に制定された祝日「山の日」の制定記念曲を歌唱することになり、8日、都内で発表会見を行った。

 作曲家船村徹さんが総合プロデュースを手がけ、北島が「山・美しき」、鳥羽一郎と津吹みゆがデュエット曲「四季の山」、走裕介が「山が、笑ってら」、加藤登紀子が「山はふるさと」をそれぞれ歌唱する。

 北島は「本当は、山登りは虫に刺されるから好きじゃないんだ」とジョークを飛ばしながら、「『海の日』があるのだから『山の日』があるのは当たり前だと思う。頑張って歌っていきます」と決意を語った。

 スポーツ好きの北島らしく、話題はスポーツにも及んだ。毎日、リオ五輪のテレビ中継を見て寝不足になっているという。

 柔道女子52キロ級で銅メダルを獲得したの中村美里は北島と同じ八王子出身。「メダルの色が(希望の金と)違ってもいいんです。よく頑張った」と激励。

 3000本安打を達成したイチローには「半端じゃできない。体も大きくないのに。年齢じゃないよ」と感激していた。

 高校野球の西東京代表・八王子学園八王子が、自身のヒット曲「まつり」を甲子園で応援歌として使うことには「ありがたい。ぜひ、一つ勝ってほしい。八王子魂を見せてほしい」とエールを送った。初戦の11日は仕事で甲子園は行けないが「応援している。まつりだぜい!」と必勝を祈った。

 4年後の2020年の東京五輪には大いに期待しているという。「はってでも見にいきたいし、できれば旗を持つ旗手をやりたい。できることは何でもやるよ」と、日本チームの旗手に名乗りを上げていた。