女優の松居一代(59)が16日、自身のブログを更新し、夫で俳優の船越英一郎(56)との間に女児を授かっていたことを告白した。

 「特別なおはなし」というくだりで始まったブログで「どうして元気なのって聞かれる。どうして強いのっていわれる。それは、あたしにも悲しくって辛い過去があるからなの。実はねぇ、天国にいってしまった我が娘、さくらが応援しているからなの」と告白した。

 2001年6月に船越と再婚した松居。ブログ内で船越のことを「帝王」と表現し、2年後の松居が45歳、船越が42歳の時、妊娠した。その時の状況をブログで「身が引き裂かれるほどに欲しかった!」と振り返った。しかし、その後病院で「心臓が止まってます」と診断され、高熱が出て母体も危険な状態になったため手術を受けた。赤ちゃんは女児で「さくら」と名付け供養した。松居は「生きていたら今年の春から高校生なんだ。きっと帝王に似て可愛かっただろうね」と振り返った。

 また流産のショックで立ちなおれない松居に船越が「子供がほしかったら、もっと若い女性を選んだ。生涯共に生きたいから君を選んだ」と励ましたという。

 松居は現在の心境を「さくらが天国から応援してるから。あたしの命ある限り、食らいついてさくらの分も生きます。こんなあたしだけど、これからもよろしくね。本当にありがとう」とつづっている。