女優小芝風花(19)が28日、大阪市内でカンテレのドラマシリーズ「大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語 Part2」(火曜深夜0時25分=関西ローカル)の桃谷駅編「酒と泪と男とわたしたち」(2月14日放送)の会見に出席した。

 大阪出身の小芝は「関西弁でポンポンと言い合う役をすごくやりたかった。今回、実現しました」と笑顔を見せた。ドラマでは19歳の娘役を演じ、離婚した母(中村ゆり)と久しぶりに再会するシーンが見どころ。母と娘が電話で会話するシーンは同時撮影され、2画面で見せる手法を取り入れた。

 コテコテの関西弁の会話劇に小芝は「メチャメチャ、テンションが上がりました。実家で母と話しているようで、本(台本)読みから気合が入ってました。こんなにテンションを上げていいんやろかって思うぐらい」と振り返った。

 ドラマのタイトル「酒と泪と男とわたしたち」は歌手の河島英五さん(故人)のヒット曲「酒と泪と男と女」からイメージしたもの。19歳の小芝にとっては一世代前のヒット曲だが「母の世代の歌ですが、小さいときから歌っていました。ドラマの題名を見たときにまさかって…。カラオケはキーが低いので歌いませんが、お風呂で歌ってました」とお気に入りの曲だと明かした。

 同シリーズはJR大阪環状線の各駅周辺を舞台に、駅ごとの個性がにじむ30分ドラマ9作と特別編の計10作品が、3月まで毎週火曜日深夜に放送される。