NHKの有働由美子アナウンサー(47)が、バレンタインデーの思い出を振り返り「だから独り暮らしなんですね」と自虐的につづった。

 有働アナは節分の3日にブログを更新。「独り暮らしを、雑にやってますと、こうした季節のイベントに疎くなります。今朝も、スタジオに入ったら、スタッフが豆を置いてくれていて、はじめて今日が節分と思いだしました」と、そのほかにもクリスマスや正月でさえも忘れがちになってしまっているという。そんな中でバレンタインデーだけは「毎年これだけはきっちりとやらせていただいています」と明かした。

 ただ、その理由は“愛の告白”といったものではなく、「お歳暮よりうんと得」だからだそう。お歳暮はそれなりの物を贈らないと「なんかケチくさい奴やなあ」と思われかねないが、バレンタインデーのチョコレートなら「たぶん男性的には価値3倍くらいにあがるに違いない。さらにホワイトデーには倍返しのお菓子が来たりして」との持論を展開。「まあ、愛を伝える日を、お得かどうかで考える人間性自体がどうかという気もしますが。ま、その辺は背に腹はかえられないということで」とバレンタインデーに対する打算的な考えをユーモラスにつづった。

 しかしそんな有働アナも過去には「好きな人の気を引こうと思ってたっかいシェフモノのチョコを買った」こともあったそう。しかし「『やっぱりうまくいかなかったときにもったいないから』と、レジに戻ってひとつレベル低いのに替えたことあったわ。。。」と、その時もつい打算を働かせてしまった有働アナは、そんな過去の経験から「だから独り暮らしなんですね」と自虐。さらに、佐藤俊吉アナからロケ先で買った高いチョコをお土産にもらったというエピソードをつづり、「『あんた若いのになに?おばはんにこんな高いのんくれるの?なんも得することないのに、あんたほんま人間できてるなあ』と感心したものでした。ああ、だから、温かい家庭があるのね。。。因果応報。。。」と再び自虐的なオチをつけてブログを結んだ。