歌手のビヨンセ(35)らセレブたちが、トランプ政権がトランスジェンダーの子供を守る通達を撤回したことに反対している。

 前オバマ政権は昨年5月にトランスジェンダーの生徒たちが公立学校で自身の心と合った性別のトイレを利用していいという通達を出したが、トランプ政権が現地時間22日にその通達を撤回した。

 これを受けて、ビヨンセは現地時間23日にフェイスブックに「LGBTQの生徒たちは私たちがサポートしていることを知る必要があるわ。トランスジェンダーの若者を守るためにあなたのサポートをシェアして」と「100 Days of Kindness」というキャンペーンのサイトを投稿した。このキャンペーンはソーシャルメディアでLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、ジェンダークィア)の生徒たちをサポートするメッセージを投稿するというもので、女優のニーナ・ドブレフ、エリザベス・バンクス、歌手のシーアらがキャンペーンに参加している。

 また、モデルのケンダル・ジェナーとカイリー・ジェナーの父で2015年に女性として新たな人生を歩み始めたケイトリン・ジェナー(67)が現地時間23日にインスタグラムに動画を公開。「共和党支持者からトランプ大統領にメッセージがあります。これは大惨事です。あなたはまだ直すことができますよ。LGBTQのコミュニティーを守ると約束しました。電話してください」と話し、トランスジェンダーの子供たちは勝ち続け、いじめる人たちは負け続けると長文のメッセージを投稿した。ケイトリンはトランプ大統領の支持者で、就任式にも招待されていた。【ハリウッドニュース編集部】