俳優の坂上忍(49)が、フリーアナウンサーの小林麻耶と麻央姉妹に対するネットの誹謗(ひぼう)中傷コメントを確認し、その心ない書き込みに激怒した。

 5日放送のフジテレビ系「バイキング」では、前日VTRで放送された坂上と小林の対談を振り返った。対談では、小林は休養中の自身や、乳がん闘病中の妹小林麻央に対するネットでバッシングを受けていたことを明かし、坂上はVTR明けに「この状況にもかかわらず、心ないことを書く人がいらっしゃるみたいで……」と小林の置かれた状況を嘆き、涙ながらに「どうかひとつ、もうちょっと良い環境になってくれたら」と訴えていた。

 坂上は普段ネットをあまり利用しないが、小林の話を聞いてその実情を確かめてみたという。すると“惨状”を目の当たりにし「ちょっとびっくりしちゃったわ。(内容は)ちょっと言えないわ、あんな世の中なの? 俺たちは(悪口を書き込まれても)心が傷つくとか心の問題だけど、こっち(小林姉妹)は生き死にが掛かってるわけじゃない。びっくりした。ちょっとした犯罪の域に近い」と苦い表情で語った。

 心ない書き込みが横行していることに「言論の自由とかそういう域じゃないん」と怒り心頭。おぎやはぎの小木博明が「ネットでクレーム言うヤツって、頭悪いヤツらばかりですからね」と同調すると、俳優の梅沢富美男も「ほんとにバカだよアイツら。何か法律作ってさ、書くなら名前と電話番号くらい入れろよ」と激怒した。