演歌歌手・工藤あやの(22)が12日に発売した新曲「恋ごよみ」のPRのため20日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れた。

 山形県出身で、14年のデビューシングル「さくらんぼ恋しんぼ」から故郷を歌い続けてきたが、4作目となる今回は初めて少女から大人へと変わっていく時期の切ない恋心がテーマ。「大人びているけど、完全にはなりきっていない、ちょうど自分くらいの年齢ですね。分かりやすいメロディーで、情景が浮かびやすく、工藤あやのに合った曲を書いていただきました」。

 曲調の変化と同様に、ジャケットのイメージもぐっと大人っぽくなった。「人の変化に驚かれます。中身は何も変わっていないんですけどね」と笑う。ラジオ大阪で毎週水曜に「ほんまもん! 原田年晴です」のアシスタントを務めており、大阪にはなじみが深い。「自分が大阪っぽい性格なので、居心地がいいですね。会話の瞬発力を鍛えられてます。大阪でもいつかコンサートを開きたい」という。まずは、5月1日に都内の「北とぴあつつじホール」で、自身初のソロコンサートを開催する。