俳優の坂上忍(50)が、横綱日馬富士の引退会見で伊勢ケ浜親方が記者に対して不快感を示した態度を批判した。

 30日放送のフジテレビ系「バイキング」は、前日に行われた日馬富士の引退会見を取り上げた。同席した伊勢ケ浜親方は冒頭で涙ぐむ姿を見せていたが、会見が進むにつれ、報道陣からの厳しい質問に不快感をあらわにする場面もあった。

 坂上は「もっと言葉がほしいから、しつこいと感じながらも質問を(する)」と、重複した質問をする記者側の立場を説明。伊勢ケ浜親方に対しては「謝罪という気持ちがあるならば、(同じ質問への回答であっても)ちょっと言い方変えたりとか、もうちょっと踏み込んでみたりとかっていう気持ちが働くのが当然」と指摘し、「まあ、エラいんですねぇ、親方って」と皮肉った。

 さらに坂上は、伊勢ケ浜親方への質問を途中でさえぎられてしまったテレビ朝日「報道ステーション」の富川悠太アナウンサーについて「一番食って掛かってたのは『報ステ』の富川くん。アイツかわいそうだよ。結構、頑張って踏ん張ってたのに、いなされていなされて……」と同情した。