フリーアナウンサーの徳光和夫(77)が、俳優中村雅俊(57)の結婚式に故人・松田優作さんが“殴り込み”に来たというエピソードを披露した。

 徳光は21日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。これまで数々の著名人の結婚式で司会を務めてきた中で起きたトラブルについて尋ねられ、中村と女優五十嵐淳子の結婚式を挙げた。

 「松田優作さんが殴り込んできて、『ほんとは俺が淳子と結婚するんだった』って。司会していて、どうフォローしたらいいのか、本気なのかどうかわからない」と当時を振り返って共演者たちを驚かせた徳光。式の出席者がタキシード姿の中、松田さんは革ジャン姿で現れ、いきなりマイクを取って発言したという。「半分本気じゃないかな、ということは半分は冗談じゃないか、その境目がわからないだけに対応ができなかった。蝶野(正洋)さんがいたら羽交い締めにできたかもわからないけど……」と語った。

 このエピソードに、昭和芸能史に詳しい浅草キッドの玉袋筋太郎とライムスターの宇多丸は「(中村と松田さんは)2人でドラマやってるもんね」「だから仲がいいはずなんです。仲がいいはずの(殴り込みパフォーマンス)」だと推測した。