尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(71)が、アメリカンフットボールの悪質タックル問題をめぐる日大の内田正人監督の釈明に「あまりの不誠実さに驚きました!」と不快感をあらわにした。

 内田監督は19日、騒動発生後14日目にして初めて公の場に姿を見せ「全て私の責任。日大アメフトの監督を辞任します。日大学生にはまだ説明していない。弁解はしません」と説明。しかし問題のプレーについて監督の指示があったのかという質問には、文書で回答するとして明言を避けた。また、内田監督がピンク色のネクタイを締めていたことや、謝罪相手である関西学院大学の大学名を間違えて連呼していたことで新たな批判の声もあがっている。

 尾木氏は20日、「『暴行指示の有無』言わぬ謝罪は不誠実!!」と厳しい文言のタイトルでブログを更新し、「あれが『謝罪行為』なんて思えません!」と批判。「全てわたしの責任ーーなんて『自己犠牲的な表現』は怪しすぎますーー誠意見えずです!」と切り捨てた。

 また大学名を間違えたことや、スクールカラーといえどピンク色のネクタイを締めていたことについても「失礼千万!!」とし、翌21日のブログでも、「尾木ママもあまりの不誠実さに驚きました!」と怒りをにじませた。