タレント東国原英夫(63)が14日、ツイッターを更新し、YouTube内での発言に対して差別的との批判が殺到し、13日に謝罪したメンタリストDaiGoについてコメントした。

DaiGoの発言に対して、生活困窮者支援団体が14日に4団体連名で、緊急声明を出した。東国原は、ツイッターで同件のニュースを引用し、「あの謝罪・反省は真意・本意なのか実に疑わしい。基本的人権意識の決定的欠如。本質的に優生思想肯定論者なのだろうと推察する」とつづった。

さらに「真に反省・謝罪するなら今後の長期の活動や言動で示すべき。時間を掛けて人権問題・所得の再分配の意義・優生思想の問題点等を徹底的に学ぶべき」と指摘した。

DaiGoは、7日の自身の公式YouTubeチャンネルで、視聴者からの質問に答える形式の生配信を実施。「生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら猫を救って欲しいとぼくは思うんで。生活保護の人、生きていてもぼく得しないけどさ、猫はさ、生きていたら僕、得なんで」「自分にとって必要がない命はぼくにとっては軽いので。ホームレスの命はどうでもいい」「邪魔だしさ、プラスにならないしさ、くさいしさ。ね。治安悪くなるし、いない方が良いじゃん。猫はかわいいじゃんって思うけどね、ぼくはね」などと発言を繰り返して物議を醸していた。

こうした批判の高まりに対して、DaiGoは13日に同チャンネルで生配信を行い、「あの言い方は良くなかった。差別的であるし、これは反省だなということで、今日はそれを謝罪させていただきます。大変申し訳ございませんでした」と頭を下げて一連の発言について謝罪していた。