米俳優ジョージ・クルーニーの妻で人権派の国際弁護士のアマル・クルーニーさん(44)が4月27日、米ニューヨークで開催された国連・安全保障理事会の非公式会合に出席し、ウクライナを侵攻したロシアによる戦争犯罪を非難した。

「ウクライナのニュース記事を読んでいて、今もそれをどう自分の中で処理してよいのか分からない」と述べ、何千人もの市民がロシアに強制連行され、10代の少女が家族の前で性的暴行を受け、建物が爆撃され、マリウポリの民間人は組織的な餓死や拷問で亡くなっているのは事実だとロシア軍の残虐行為を非難。「プーチンの侵略戦争は非道だ」と訴えた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)