エイボンのグローバルアンバサダーを務めているハリウッド女優リース・ウィザースプーンが11日、初来日し、都内で乳がんを経験した女性らとの茶会に出席した。

 リースは水色にカラフルな花模様の着物姿。日本庭園を見渡す和室にそろそろと入り、恐る恐る茶せんを動かしたが、先生役の女性の指導を受けると、「オーケー」と笑顔。すぐに堂に入った手つきで“ステア”した。

 「着物は重かったわ。コルセットには映画で慣れてるけど、グルグル巻きにされるのは面白かった」とリース。乳がん早期発見の啓発やドメスティックバイオレンスへの意識の高まりを求める活動を続けていて、「話題にしにくい問題に、私のような人間が積極的にかかわることに意味がある」と語った。