ウエンツ瑛士(23)が6日、東京・渋谷のシアターコクーンで開幕した蜷川幸雄氏(73)演出の舞台「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」で女装姿を披露した。少女歌劇の世界を舞台に、失われた青春を求める人々の姿を描く。

 劇中、ワンピースにヒールで女装姿を披露するウエンツは「けいこ中は蜷川さんに、ゴリラ、ゴリラと言われていました。ヒールは大変ですが、スカートは気持ちいいです。蜷川さんの演出はイスやテーブルが飛んでくるとうわさで聞いてびびっていたので、意外と優しいと思いました」と笑顔を見せた。蜷川氏は「体格が良くて、筋肉が隆々としてたのでまずいなと思ったけど、だんだん女に見えてきた」と話した。

 [2009年5月6日17時18分]ソーシャルブックマーク