覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪で起訴された女優酒井法子被告(38)が17日、弁護人を通じて保釈保証金500万円のうち未納分の250万円を納付して8月8日の逮捕から40日ぶりに保釈され、拘置先の警視庁東京湾岸署を出た。

 黒のブラウス、パンツ、パンプスの酒井被告は午後4時半に署の玄関を出ると、待っていた約300人の報道陣を前に「これまで酒井法子を応援してくれた皆さま、本当にこのたびは申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げ、迎えの車に乗り込んだ。

 別の覚せい剤使用と所持の罪で起訴された夫高相祐一被告(41)は16日、保釈された。捜査関係者によると、2人は保釈の条件として、弁護人を介さずに会うことを禁じられている。

 酒井被告は東京・南青山の自宅で8月上旬に覚せい剤を所持していたとして8月28日に起訴され、さらに7月30日ごろ鹿児島県・奄美大島のホテルで覚せい剤を吸ったとして、使用の罪でも9月11日に追起訴された。初公判は10月26日。

 [2009年9月17日17時43分]ソーシャルブックマーク