市川海老蔵がけがを負ったことを受け、父の市川団十郎が25日、都内のホテルで会見した。テレビカメラ17台、100人を超える報道陣が集まった中、団十郎は今回の騒動を謝罪した。

 団十郎

 今朝の7時、家内から「(海老蔵が)暴漢に襲われた」と。寝間着の上にガウンをひっかけ、海老蔵の家に行きました。海老蔵は朝、散歩をするので散歩でトラブルがあったのか、あるいは家に暴漢が入ってきたのか、まったく理解できなかった。家に入ったら、Tシャツ、ズボンが血まみれで、海老蔵は左手で顔を抑えていた。歯が折れた状態だと言っていた。後頭部もはれている状態でした。麻央も、かなり動転したんだと思います。私どもが着いて「どうしたのか」と聞いたら「殴られた」と。当人の話では、飲んでいて、具合が悪くなった人を介抱していたら、いきなり殴られたと申しておりました。今日、実は後援会の皆さまに(海老蔵と麻生夫妻を)紹介をしようということで、集まる会を催しておりました。海老蔵がそういう事態なので、どうすべきか検討したがやはりやりましょうと。今、後援会の集いをさせていただいて、皆さまの前にでてきた次第です。本当に、くわしい事情は私はまだ、把握しておりません。ただ、きょう25日、1月の記者公演発表をする予定でした。今月23日まで、映画の撮影をやっておりました。その時に、立ち回りか何かで腰を痛めていた。スタッフにめいわくかけたくないと、我慢して撮影に臨んでいたようです。撮影時から、今日の会も出られるかということでございました。その一連で、1月公演の記者発表も、キャンセルさせていただこうということになった。ただ帰ってきて、治療したら存外、良好だったようで、それで24日の夜に出掛けてしまったということのようです。会見をキャンセルして夜出掛けたことは、大変、失礼な行動であったと思っております。当人の自覚のなさがなせるわざ。私も憤りに感じております。ここの所、親としては、芸道には真摯(しんし)に立ち向かっていると見えました。私どもの教育が足りなかったのか、人間修業が足らないから、こういう結果を招いたと思っております。当人の責任は重大だと感じておりまして、皆さま方にこの場をかりておわびを申し上げたいと思っております。

 -今後の予定は?

 団十郎

 12月に顔見せ公演がございます。けいこには入れないとは思いますが、松竹と協議している最中です。結論は明日あたりにお知らせします。

 -父としての考えは?

 団十郎

 私個人の見解としますと、一方的に暴行を受けたということだと私は確信しております。そういう状態になるということは、当人の態度、言動が1つの原因になっている可能性があると。その責任においては個人の気持ちとすると、責任の上から出るべきではないと思ってはおります。結論は出ておりません。

 -飲食店をはしごした。ストレスがあったのか?

 団十郎

 いつから飲み始めたのか、まだ把握してません。お酒も飲まずに、野菜中心の体に気を使う行動をしていたので、いつごろから飲むようになったのか、申し訳ないですが把握できていません。

 -朝の海老蔵さんから、何か言われたことは?

 団十郎

 朝早かったので(公演中の団十郎を気遣い)「悪い。早く帰って寝てほしい」と。

 -海老蔵さんの朝の状態は?

 団十郎

 私自体には、アルコールのにおいは分かりませんでした。

 -泥酔なのか?

 団十郎

 私の見た範囲内では泥酔ではない。アルコールのにおいは、それほどそばでも感じない。飲んだのが信じられない雰囲気。言葉はハッキリしておりました。

 -この後、海老蔵さんに会ったら何を言いたいか

 団十郎

 何もなしに暴行を受けたのか、当人の言葉や態度に要因があったのか、分かりません。それを確かめた上で、突然だったら災難だったねと。でも、出ては行けない日に出た。それは怒りたいと。

 -海老蔵さんは酔うとどういうタイプ?

 団十郎

 ご機嫌になっちゃうタイプです。

 -過去に違う姿で帰ってきたことは

 団十郎

 洋服がびりびりになって帰ってきたことはありました。

 -麻央さんは?

 団十郎

 朝、彼女も動転していたようで「うちにいるのは怖い」と。海老蔵を送り出した後「うち(団十郎の自宅)に来なさい」と。話していて「生きていて良かった」と泣きました。その時は、親として「いいかみさん持って幸せだな」と感じました。

 [2010年11月26日2時30分]ソーシャルブックマーク