お笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達みきお(36)がかつて勤務した福祉介護用品販売などを行う「ジェー・シー・アイ」(仙台市宮城野区)も復興に尽力している。
震災当日、津波は本社の約2キロ手前まで押し寄せた。社員や倉庫は無事だったが、沿岸に住んでいた顧客に犠牲者が出た。業務を再開した震災3日後で、同社が紙おむつの臨時出荷場となった。取引先の介護福祉施設で不足し、飛び込みの客もやって来た。伊達と公私ともに仲の良かった介護保険課の多田和史課長(37)も「精算は後日でということで、とにかくある分を届けたかった」と被災者のために動いた。電話回線が復旧すると、社員は顧客に電話して安否を確認し、利用客が身を寄せる避難所にベッドや車いすを届けている。
一方で、元社員の伊達からは社員の安否を確認する電話があったという。仙台商卒業後、98年まで5年間、同社に勤務。多田さんのことも「被災したお年寄りも多く大変な時期だと思うけど、頑張りすぎて、自分に無理し過ぎないか心配です」と気遣っている。




