美元(32)は、高嶋の主張をいなしながら、高嶋への思いを口にした。

 弁護士から「ストーカーなどと言われていますが、どうですか」などと問われると、「今日も顔を見られてうれしかった」とうれしそうな表情で話し、次のように続けた。

 「今日、確信したんですが、生ゴミのことなど事実と異なることがある。(高嶋は)女性に手を挙げることもしないし、仕事にも真面目に取り組むのに、(高嶋が)どれだけ不安を感じ、孤独なのかも分かりました。この場で誤解が解ければいいと思います」

 さらに高嶋への“愛情表現”は続き、「夫の言葉で気に入っているのが『骨をみとり合う仲になりましょう』というもの。そういう時にそういう仲でいたい。離婚する原因は見つからない」。

 ケンカの内容を録音していたことについても認め、「何度もあります。きっかけは夫が酒や薬を飲んで目つきが変わった時があった。エプロンのポケットに携帯電話を入れて録音しました」などと話した。