漫画家の荒木飛呂彦氏(52)の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のゲーム化が5日、都内で行われた会見で発表された。連載25周年と執筆活動30年を記念したもので、プレイステーション3用ソフト「ジョジョの奇妙な冒険

 オールスターバトル」として来年発売される。歴代シリーズの主要キャラクターが戦う対戦型格闘ゲームとなる。10月からテレビアニメも放送する。

 荒木氏の原画展が東京、同氏の故郷の仙台市、イタリアで開催されると併せて発表された。仙台市では28日からせんだいメディアテークで「荒木飛呂彦原画展

 ジョジョ展

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 S市杜王町」が、東京では10月6日から森アーツセンターギャラリーで「荒木飛呂彦原画展

 ジョジョ展」が、イタリア・フィレンツェでは原画展の名称、開催時期は未定だが、有名ブランドのグッチが11年9月に創立90周年を記念し、フィレンツェに設立した「GUCCI

 MUSEO」で開催される。

 荒木氏は「最近、夢にも思っていない仕事が多いです。子供時代に育てていただいた仙台市で、原画展が開けるなんて夢にも思っていない。感激しております。また主人公の熱い思いを書くのが漫画、でもファッションはクール。水と油のようなものですが、グッチさんとの出会いに感謝したい」とあいさつした。