歌手の松山千春(56)が8日、北海道北見市で行われた「新党大地・真民主」の松木けんこう衆院議員の会合であいさつした際、次期衆院選への出馬を明言した。

 出席者によると、「必ず私も出馬しますから」と述べたという。松山はかねて、同党の鈴木宗男代表のラブコールを受ける形で、出馬への意欲は示してきたが、ここまで踏み込んだのは初めて。

 北海道1区からの出馬が有力視されているほか、知名度の高さから、比例票の取り込みも見込まれている。松山は、今月26日に自らが発起人となって都内のホテルで開く「鈴木宗男を叱咤(しった)激励する会」に出席する予定で、その際にあらためて自身の出馬について説明するとみられる。