アニメソング歌手水木一郎(64)が2日、東京・渋谷のO-EASTで、アニメ「マジンガーZ」の放送開始40周年を記念したライブを行った。3日が、ちょうど放送開始から40周年の節目。黒い革ジャン、風になびく赤いマフラーという「正装」で登場した水木は、「マジンガーZ」や「グレートマジンガー」などシリーズゆかりの29曲を力強く熱唱し、“前夜祭”を熱く盛り上げた。

 ライブでは、この日のために制作された、水木がマジンガーZに乗る特別映像がファンにお披露目された。「40年、歌い続けてきましたが、アニメになるのは初めてなんです。とても感激しています」と、主人公の兜甲児になった気分に浸っていた。

 40周年を記念したライブは、この1回だけ。水木は「次は10年後かな。これからも歌い続けるゼーッ!」と宣言した。会場には40~50代の男性ファンを中心に、超満員の1000人が詰め掛け、色あせないマジンガーサウンドに耳を傾けていた。