映画「ホーム・アローン」シリーズの子役だったことで知られる俳優マコーレ・カルキン(32)が、自殺未遂したと米メディアに報じられた。「死にたい」と口走りながらヘロインを打ち、強い鎮痛剤も服用し、あわや過剰摂取で死ぬところだったと伝えている。

 関係者は「薬漬けの生活から抜け出し、薬を止めないと、心臓が止まってしまうだろう」と語っている。また、広報担当者はヘロイン中毒を否定しているが、病人のように激やせした姿は変わらず。リハビリ治療を受けることも拒んでおり、薬物の過剰摂取で急死したリバー・フェニックスのようになると心配の声があがっている。

 カルキンは今年8月、重度のヘロイン中毒で「余命半年」と報じられた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)