タレント間寛平(64)が12日、東日本大震災の被災地、岩手、宮城、福島を励ます「RUN

 FORWARD

 KANPEI

 みちのくマラソン2013」を岩手県山田町の「陸中海岸青少年の家」からスタートした。

 午前7時40分に走り始めた寛平は約20キロを走りきり、同県釜石市内で第2走者の後輩芸人にたすきをつなぎ「本当に東北が復興するまで、走り続けます」と宣言した。

 1回目の昨年は単独で約500キロを走破。今回はのべ約30人の芸人仲間がたすきをつなぐ形式で、寛平は21日の福島県いわき市のゴールへのアンカーも務め、この日を含め期間中計4回走る予定。「1年たって何が変わってるのか、進歩してるのか。走りながら見たい。とにかく震災を忘れさせんようにしたい」と口を引き締めた。

 寛平はこの日、道中は子供たちにギャグを繰り出して笑わせたが、がれきの山も目についた。「復興はまだまだ…。あそこに住んでた人は、どこかで元気にしてはるのか。そんなことばかり考えてました」としんみり話した。

 今後、ペナルティのワッキー、南海キャンディーズの山崎静代らもたすきを受ける予定。