昨年12月に57歳で死去した歌舞伎俳優中村勘三郎さんの一周忌を前に、親交の深かった落語家笑福亭鶴瓶、俳優大竹しのぶらが出演するメモリアルイベントが27日、東京・築地本願寺の野外ステージで開かれ、約3300人のファンが集まった。

 勘三郎さんの長男勘九郎が「明るい性格の父だったので、極力湿っぽくならずに」と、次男七之助は「父の死後、心にぽっかりあいた穴を、少しでも埋めて帰れれば」とあいさつ。続いて演出家の野田秀樹、渡辺えりのほか、野球評論家江川卓氏らが次々と思い出などを語った。

 大竹はかつて勘三郎さんと一緒に歌った曲を披露し「(勘三郎さんは)これからも歌舞伎の中にずっといると思う。あなたのこと、みんな忘れていないですよ」としのんだ。

 続いて生前の映像を編集したドキュメンタリー「映画

 中村勘三郎」が11月に公開されるのに先立ちダイジェスト版が上映された。