所得隠しを含む申告漏れで芸能活動を休止していた板東英二(73)が24日深夜、明石家さんま(58)が司会を務める毎年恒例のフジテレビ系クリスマス特別番組「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2013」に電話で生出演した。板東の声が公に流れるのは、先月10日の謝罪会見以来。

 謝罪会見で「かつらは経費と聞いていた。それならば植毛も経費で落ちると思っていた」などと涙ながらに釈明したことについて、さんまから「あの増毛はアカンやろ」と突っ込まれると、「“増毛大事件”だったんですけど…。(涙は)自然に出たのかどうか…」としどろもどろ。「とりあえず、今は明るい番組をうなずきながら見るしかないんです。昨日は(昼の)2時半から開く近くの銭湯に行って、15分前から並んでいた。ゆず湯に1人で入っていて…寂しいねん!」と告白した。

 さんまから「あんたが悪いねん!」と言われると「本当にゴメンね、みんなに迷惑かけて…。言うチャンスがあったらと思って、何回も電話をかけたんです。さんまちゃんの声が聞けてうれしいわ」。

 その後、番号を選んでプレゼントを当てる企画では「現役最後の背番号だったから…」と14番を選択し、元プロ野球選手のプライドをのぞかせた。結果、ラーメン1年分を当てて、「ありがとう。さんまちゃんの顔が見れてよかったわ」と大喜びで電話を切った。