今年3月いっぱいで終了するフジテレビ系「笑っていいとも」(月~金曜正午)が14日、8000回目の放送を迎えた。この日、29年ぶり2回目のテレホンショッキング登場となったとんねるずが、48分22秒と同コーナー史上最長の出演時間を記録した。

 オープニングで司会タモリ(68)は、8000回を振り返って「全然、ピンとこない」。中居正広から「普通の会社員(が会社行く)より、よっぽどアルタに通ってますね」と言われると「転勤もなかったからね」と話した。

 その後、テレホンショッキングに登場したとんねるずは、33年前に日本テレビ系のお笑いオーディション番組「お笑いスター誕生」で「11PMのオープニング」というネタを披露した際のエピソードを披露。他の審査員が酷評した中で「タモリさんだけが『何やってるか分からないけど、お前らはいい』とほめてくれた」と明かした。

 その後、2人のリクエストでタモリは「生まれたての子馬」「ハイエナの気持ち」などの懐かしのネタを披露。今ではやらなくなった「友達の輪っ!」も観客と唱和した。

 とんねるずは「あと2カ月半だけど、なぜ自分たちがレギュラーになれなかったのか。残り2カ月半、レギュラーにしてください。いいかな?」と直訴して、タモリが「いいとも」と応じた。この日は、テレホンショッキング以外のコーナーはエンディングの「いいとも選手権」だけだった。