ビッグダディこと林下清志(49)が8日放送のフジテレビ系「バイキング」で女優の江角マキコ(47)が再共演した。2人は7日のTBS「私の何がイケないの?SP」でバトルを繰り広げ、注目されていた。

 「私の何がイケないの?SP」では、ビッグダディのオフに密着したVTRが公開された。Twitterを通じたファンとの飲み会、若い女性をはべらせ下ネタ混じりに盛り上がる様子に出演者たちは苦笑。タレント西川史子(43)は「有名人気取りが癇に障る」と顔をしかめ、タレントの千秋(42)も「有名人になったからって浮かれてる感じに見える」と注意。

 江角は「(もともと開業していた)整体院をされていたほうがいいと思いますよ」と助言し、「テレビに出るってことは影響力がある。それを理解されたほうがいい」とたしなめた。その後も野宿が大好きだというビッグダディに「迷惑ですよ」とピシャリ。厳しい態度をとり続けた。

 結局ビッグダディと江角は、番組終了まで相容れることはなかった。しかし、実はこの2人は「バイキング」火曜レギュラー。8日放送の同番組で早くも再共演を果たしたが、なんと一切会話なしで過ごした。

 やはり気まずいのか、と思いきや、実はビッグダディが番組中に発言したのは二言三言だけ。江角とわだかまりがあったのではなく、ただ単に発言の機会がつかめなかっただけか。

 初回放送でも口数が少なく、8日に更新したブログでは、「またまた視聴者目線でしかも特等席から普通に楽しんでました。ぜいたくの極みですよね」とコメント。すでにリアクションの薄さを開き直り気味だ。

 ビッグダディは「私の何がイケないの?SP」のVTRで、友人のムード歌謡歌手に「VTRを見てもなかなかリアクションはとれませんよ」「一般人が家で何見てたってあんなリアクションしません」と弁解していたが、しかし今はそれが仕事なのだ。“視聴者目線”を早く脱し、芸能人として求められている振る舞いができないと、視聴者からは「江角の言うとおりだ」と思われかねない。