日本のコンテンツを世界に広めることに貢献した人らに贈られる「ジャパンクールコンテンツ貢献賞」の授賞式が13日、米ロサンゼルスの総領事公邸で行われた。受賞したのは日本の小説が原作のハリウッド映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」で主演した俳優トム・クルーズやダグ・ライマン監督ら。

 今年公開のハリウッド版「GODZILLA

 ゴジラ」を製作した映画会社「レジェンダリー・ピクチャーズ」も受賞した。

 ライマン監督は受賞スピーチで、詳しい内容は明らかにしなかったものの、数年前に日本で映画を撮った際に関係者から「法律違反」の可能性を指摘された撮影があったという裏話を披露。「日本政府から(受賞を知らせる)電話があった時はそのことがばれたのかと思った」と話し、会場を沸かせた。

 欠席したクルーズはビデオメッセージで「私が日本の国や文化を愛し、評価していることは皆さんがご存じ。この賞は私にとって特別だ」と述べた。