小林幸子(60)が無料放送チャンネルNOTTV3で新トーク番組「ボカロ生活(仮)」(毎月第2日曜午後9時)のメーンMCを担当することになり2日、12日放送分の初収録を都内で行った。

 「新しい形でボカロ(音声合成)を紹介する最後の切り札」と番組側が白羽の矢を立てたのが小林だった。恐る恐るオファーをしてみると「面白いことなら何でもやるよ」との二つ返事が返ってきたという。

 小林が長女で、作詞家畑亜貴さん(48)が次女、声優遠藤ゆりか(20)が三女という設定。歌手生活51年目の大ベテラン小林を中心に、絵に描いたような天然系キャラで放送禁止用語を連発する畑と、冷静にまとめ役をこなす最年少の遠藤の組み合わせで、ほとんど台本のない1時間番組になる。

 小林は「台本は『ひとつ、よろしく』ばっかりで自由にトークを楽しんでいます。ボカロは、私が50年いる歌の世界とはまったく違う。刺激になります」と興味津々に話した。