フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊(39)が21日までに、ニフティの有料メールマガジン「新

 おとなの学び場」で、日刊スポーツとコラボした「フリーアナ長谷川豊の【公式メルマガ増刊号】」(月額648円)の第45号を配信した。

 「日刊スポーツの芸能ニュース7days」では、WEB「ニッカンスポーツ・コム」の週間芸能ニュースアクセストップ10の各記事を解説。政治資金収支報告書の不透明な記載で、昨日、辞任を表明した小渕優子前経産相(40)にエールを送った。

 同問題は、小渕氏の関連政治団体が10~11年に東京・明治座で支持者向けに開いた観劇会をめぐる政治資金収支報告書の収支が合わず、収入より支出が多く、団体が差額約2642万円を負担した形で、有権者への「利益供与」を禁じた公職選挙法に接触する恐れがあるとされる。長谷川は「利益供与は、永田町では横行している」と指摘し、「利益供与が全部ダメと言い始めたら、日本の政治が根本から崩れてしまう」と見解した。

 一方で、「僕みたいに『政治家は利益供与ぐらいはみんなやってるじゃん』と捉えている古い人間は駆逐されるべきだと思う」と強調。「ネットの普及によりごまかしのきかない世の中になっている。汚れた答弁で器用にウソをつく政治家でなく、正直な政治家が増えてほしい」と切望した。

 小渕氏はこれまでの会見で同問題について「なんでこんなことになっているのか、私にも分からない。分からないことが多すぎる」と述べた。これを受け、長谷川は「小渕さんのこの言葉にウソはなかったとみます。いつの日か小渕さんは、永田町を変えてくれる人になると僕は信じています」と期待を寄せた。

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