来日中の米俳優トム・クルーズ(50)が9日、都内のホテルで記者会見し、代表作「ミッション・インポッシブル」の新作が決まったことを初めて明かした。会見は、主演映画「アウトロー」(2月1日公開。クリストファー・マッカリー監督)のPR目的だったが、同席したマッカリー監督を見詰めながら、「彼が新しいミッション・インポッシブルの監督をします」と唐突に発表。関係者を大いにあわてさせた。

 「アウトロー」については、自らハンドルを握ったカーチェイスのスタントで、クラッシュで8台の車を廃車にしたことを明かし、「それが誕生日プレゼントでした」と笑わせた。また、会見を終えてステージから降壇する際は、共演者の英女優ロザムンド・パイク(33)の手を取ってエスコートするなど、紳士な一面も見せていた。