女優佐々木希(26)が主演する映画「呪怨-終わりの始まり-」(6月28日公開)の製作発表が26日、東京・神楽坂の赤城神社で行われた。

 ビデオシリーズから映画化、ハリウッドでもリメーク版が3本作られた人気ホラーシリーズの10作目。会見に先立ち、落合正幸監督(56)ら関係者と一緒にヒット祈願のおはらいを受けた佐々木は、16年前の殺人事件から始まる呪いに巻き込まれる小学校の教師役。「怖がりでホラーが苦手なんですが、誰もが知っているシリーズなので親に恩返しが出来ます。心の底から怖がって、それが見ている人に伝わって怖がっていただければ」と話した。

 殺された母親によって霊の世界に連れて行かれた白い顔の子供、俊雄役の小林颯(かい=8)は「佐々木さん、一生懸命怖がらせますから、覚悟しておいてください」。佐々木は「こんなにかわいいのに、180度変わるなんて。もうメロメロになっております。お手柔らかに」と笑顔を見せた。